土「おい!ここを出て何処へいくんだ!」 「お前達には関係ない。」 しつこいのよ。 幸いなことに力の事とかは 知られていないみたいだし 変に疑われたり、同情されるくらいなら さっさと姿を消したほうがいい。 沖「…キミ、大事な人殺されたんでしょ 長州の奴らに。」 ビクッ! ど、どうしてその事を… 沖田の突然の言葉に思わず足を止めた。 大事な人と言われ、 私の頭の中に母様の笑顔が浮かぶ。 涙が出そうになったが、 押し込めて沖田を睨む。 「…どうして知ってるのっ…!」