乙女桜〜誠の武士〜





土「………その、あれだ…すまなかった!」

土方は畳におでこをつけながら
謝ってきた。
周りの幹部たちも、
土方に続き土下座している。

「…そんなことされても困る。
疑いが晴れたのなら俺は出て行く。」


そう言い残すと私は立ち上がり
部屋を出ようと襖に手をかけた。