意味ないと判っていても、私は体内の魔力を少し使って歯の再生をした。 他の物よりまっすぐで真っ白で、輝いていた。 もっと黄色くて歪んでいて、鋭いはずなのに。 異様な輝きを放つ場違いな歯を見つめていると視界が歪んだ。 どうしよう、涙が止まらないよ・・・。 ディモンド。話がしたい・・・。ごめんねって謝りたいのは私なの。 傍に居てあげられなかったよ。自分のことばっかりでごめんね。 気付いてあげられなくて。ごめんね。 私が・・・。 堰は切れてしまった。私にはもう、涙を止める術が見つからない。