パーティーが終わって、
家でボーッとしていると
ガチャリとドアがあいた。



「お疲れ~」


「オーナー!!
何しに来たの!?」


「ああ、ケーキ作ったのお前なんだよな?」


「まあ。」


「ありがとうな。」


優しく微笑み、頭を撫でる。


ずるい…
悔しいくらいドキドキする。

「あのさあ…
さっきごめん。」


「何が?」


「アタシのせいで
せっかくのパーティー空気壊しちゃったでしょ。」


「あれは美亜のせいじゃないから。
気にすんなよ!!」


「だって…「あーほら気にしなくていい。
美亜の癖にウジウジすんな。」


「うん…
あ、そだ。」


プレゼント渡すなら今かな。


「なんだ、なんだ?」



棚に閉まっておいたラッピングした箱を出した。


照れ臭いな…



「ん。」


「これ何?」


「誕プレ。少し早いけど…」


ヤバイ…
緊張しすぎて手汗がッッ。