美亜side


「おはよう~」
「うぃっす~」


ヤバイ…
ヤバすぎるこの状況…


「一体何考えてんのかな?美亜さん?」


清が最高にブチきれている。


そりゃそうだ。


だって、今日から本格的にバイトが始まるのに…


どっかのエロじじーのせいで遅刻してるんだから…


2時間も!!


そりゃさ、何回もして
嫌いじゃなかった…


いやむしろヤバイ最高だった…

でも!


そのせいでアタシは爆睡。


でこのエロじじーは、


『別に俺は遅刻しても平気だもーん。
オーナーだから!』


などと呑気だもんだから!


「清…ごめんなさい。」


「許さねー!
許すわけねー!!
雪夜さんも!アンタがいないせいで店めちゃくちゃなんすから!」


本当だ…


今、最高に忙しい。


ってか…


女の客だらけ…


「だってよ~
ハニーが俺を誘うから~」

は…ハニー!?


「のろけは後にしろい!
このエロじじー!」


「なんだよ…清。
オーナー様に説教かよ~」


ああ…
やっぱり雪夜は適当だ。



でも
今はアタシの彼氏だもんね。