☨*☨*☨*☨*☨*☨*☨*☨*☨*☨*☨*☨
☨*☨*☨*☨*☨*☨*☨*☨
「・・・ん・・・ぁ、ここは?」
薄暗い部屋・・・どこかで見覚えが・・・
黒を基調とした家具・・・あ、冬夜の部屋だ。
「気が付いたか?」
「とう、や・・・・・・あっ、颯斗さんは?颯斗さんは無事?」
冬夜の顔が目に入り、そして一気に記憶が甦ると
彼の腕を強く掴んでいた。
最初は驚いていたけれど、なぜか不機嫌な顔になり
私の腕を掴み、それを外した。
「颯斗は生きてる。心配しなくていい。」
「そぅ・・・良かった。」
「お前は、三日三晩眠ってたんだ。どれだけ心配したと・・・でも、お前は俺より颯斗が気になるんだな。」
「なに言って・・・だって・・・」

