「私、聞いてないですよね?」 「言っただろ?お前は、俺のものだって。」 「え、それは・・・」 確かに、昨日の夜もそう言ってたけど でも、それが恋人って意味だなんて・・・。 「そこまで言われて、分からない姫って・・・」 「鈍感というか、無知というか・・・」 「こんな奴が、冬夜の・・・ありえねぇ。」 3人とも息があったかのように、溜息を吐いた。