「で・・・恋人って何をすればいいの?」 「は?!」 「だって、今まで恋人なんていなかったし・・・」 語尾が小さくなり、俯いていく。 いや、本当に。 私以外の人が・・・てか、みんなヴァンパイアなんだけど。 近づいてきたことないし、話もしたことないし ましてや恋人なんて、出来るはずがない訳で・・・ あぁ、なんだか恥ずかしい。 「へぇ、姫ちゃん。彼氏いたことないんだぁ~」 「ふーん。」 私を姫ちゃんと呼ぶのは、紅寧さんしかいない。 俯いていた顔をバッと上げ、声のした方を向いた。