†*†ヴァンパイア学園†*†  巫女姫×王子



けれど、今なら・・・今の瑞姫ならどうするだろう

少し期待も込めて、聞いてみた。



すると彼女は少し考え、暫くして俺の顔を覗き込むように

見つめてきた。




「・・・いい、の?」

「当たり前だ。なんなら、毎晩でも良いんだけどな。」

「あのさ、雰囲気ぶち壊すみたいで悪いけど。俺もいるからね。」

「っ、ご、ごめんなさいっ」




瑞姫は顔を真っ赤にしながら、俺から弾けるように離れた。

くそっ、颯斗の奴・・・




「あの、私・・・もう帰るね。」