「珍しいね、瑞姫ちゃんが寝ちゃうなんて。」 「あぁ。」 「それに・・・冬夜、なんだか優しくなったね。」 「どういう意味だ?」 「そのままの意味、だよ。」 フッと微笑みを浮かべる。 伊達に、幼いころから一緒にいた訳じゃない。 お互いの心の変化に気が付いている。 いい意味で、颯斗には敵わない。 「颯斗・・・来月、瑞姫の家に行ってくる。」 「・・・そう。」 「聞かないのか?」 「帰ってきたら、聞くから。今は、瑞姫ちゃんの事を第一に考えなよ。」 「すまない。」