画面のなかのあいつ。

その人は私と同じクラスで中学から同じの
片島遥大-カタシマヨウタ-


優采も、遥大と親友だ。

「遅刻するぞー!急げー!」


必死に手招きする遥大。


私たちは走って遥大のもとへ行った。





「ふぅ〜。疲れたぁ〜…
お前たちあのまま、ラブラブしながら歩いてたら完璧遅刻だったよなぁー。俺に感謝ー。」

「なっ…なに言ってんの?!
別に普通に歩いてただけじゃん‼」

「そっ…そうだよ!普通だよ!」

必死に抗議する私たちに遥大が笑いながらこう続けた。

「いやいや、本当お似合いだよ。
お前たち。……」