俺の夢は、本当に支えられてきていたんだ。 みんなが信じてくれていたんだ。 「アシタって名前かっこいいよなぁ」 「どこが」 「アシタって漢字だと明日って書くんだろ?」 「あぁ」 「夢を追う者につけられた 名前なわけだ」 「知るか」 「明日選手、今日はお疲れ様でした」 「・・・ありがとうございました」 俺は深々と頭を下げた。