ヒーローインタビューの場で 俺は涙を流した。 当然周りは鎮まる。 「・・・アシタ選手、 何か強く思うものがあるのでしょうか。 今までのことを思い出しているのでしょうか。 しかし、彼はまだまだこれからです。 こんな少年のような選手の成長が、 これからたのしみですね」 ・・・ナツメはこの瞬間を 信じていてくれたんだ。 俺は、ナツメの夢を応援したことが あっただろうか。 今、この瞬間まで、忘れていた・・・