最初に。 これは、僕が死ぬまでに書いた日記だ。 決して君や、他の誰かに読ませようと思って書いたわけじゃあ無い。 別に、日記じゃなくても良かったんだ。 ただ、僕は死ぬ前に、自分がこの世界にいた証を、何かしらの形で残しておきたかった。 ただ、それだけ。 それだけのことなんだ。