違うよ…。 南央の性格は那智譲り…。 私は…。 「奏芽。」 え? ふわっと、 翔龍くんの柑橘系の香水の香りに包まれた。 「親と子の間に血縁関係なんかどーでもいいんだよ。」 ポタ…。 床に落ちた雫が、 音をたてた。 「この先もさ、南央は俺とお前の子なんだから。いちいち心配しなくてもいいって。」