ある夕暮れ時─


私は一人でコンビニに行っていた



用を済ませ、帰ろうとコンビニから出ると


「ねぇねぇ、そんなに沢山袋持ってどうしたの??
一人じゃ~ん」


五人グループの男達に声を掛けられた

私は変装もしていないしあまり目立つのはヤバイと思い、上手くかわそうとしていたが…そうもいかず



「ねぇ、無視??
重くない?俺らが持っていってあげるよ」


『結構です。そんなひ弱じゃないんで』


「でも薄暗くなってきてるし危ないよ」


…おめぇらが危ねえよ


『家、近いんで』


こんなやり取りがずっと続き、

どう断ってもしつこく言い寄る男共




そろそろ私もイラつき出し、
キレそうになっていたその時──…