「華羅には今日から高校に通ってもらいます」


ソファに座って寛いでいると
母ちゃんがおかしなことを言ってきた



『はああああ!?

何で高校なんか行かなきゃいけないの!?
私、行く意味なくね!?』





そう、私は高校に行っていない

その理由は…



「華羅、行くわよね?」

威圧的な母ちゃんにビビり…


『あっ、はい、行きます…』



5月初めの今日から学校に通うなんて…


ニッコリ微笑む母ちゃん、その笑みには裏がある

怖くて逆らうことができない