そんなババァを横目にフッと笑い


『こんくらい解けて当たり前です』




と一言いい、席に戻ろうとすると



「ちょっと待って!!
どうして分かったの?」


信じられないという様子のババァに呼び止められる




私は確か、7歳で大学に入学して…


『私、一応アメリカのH大学に8歳で卒業してますから』



淡々と答える私に教室にいる全員が「はあ!?」
と声を上げた



「だっ、大学を卒業!?

それにH大学って…あの名門大学の!?」


今日一驚いた顔をしているババァも声を荒らげて聞いてくる



『はい。そうですが…もう戻っていいですか?』



「ええ…どうぞ」



『あ、あと先生?

私、貴方より頭いいのよね
その辺の奴等と一緒にしないでくださる??
もう私に関わらないでいただきたいです』



「あ、あなた!!
教師に向かってなんて口の聞き方をするの退学にしますよ!!?」


怒鳴り散らすクソババア

そんなの何も怖くねぇよ



『あ~ら、怖いわ~生徒を脅すなんて

やれるもんならやってみてくださいよ

光さんに言ったって意味ないと思いますけど、逆に先生の方が危ない目にあうんじゃないかしら

クソババァはクソババァなりに大人しくしときな』