仕方ないから私はイスから立ち上がり
黒板の前へ行き問題を見る





…なにこれ、大学の問題じゃん




「安形さん、解けないの?
(そりゃそうよね、大学の問題だもの)」




『なんだ、こんな問題簡単じゃん』




そう言って私は問題をすらすら解く




先生は……いや、ババァは
はっ!?と言って目を見開き驚いてる



自分が言ったから解いてんのにね




「解けたのね、どれどれ…
(どうせ間違ってんでしょ)」


ババァは解答を見ると少しの間固まっていた


「…っ解よ」


『はぁ?聞こえませ~ん』


小声で呟くババァにわざと突っかかると


「正解よ…」



と悔しそうにしているババァ