『ありがとう』


一応お礼を言う


捺「大丈夫か?」


捺を無視し背を向け歩き出す

海斗「せっかく心配してやってんのに感じ悪ぃな」



その声にカチンときて足を止め振り返る


『お礼は言ったでしょ?

別に心配してなんて頼んでないし

大体、アンタら昨日"俺らに関わるな"って言ったよね?
こっちだってアンタらと関わる気なんてないから

これが最後。話しかけないで』



睨みをきかしそう言い放ち、校舎の方へ歩き出す



宇良「華羅ちゃん…」

海斗「なにアイツ」