『ねぇ皆、光さんから
アカネビーチのチケット貰ってさ、

ホテルの宿泊もあんの。行かない?』


いつもの六人、そしていつもの屋上で私達は屯っていた


捺「うっそ!行く行くっ」


宇良「行きた~い」


乗り気の二人

もうすでにイロイロ計画を立ててキャッキャ言っている


『まだ6月下旬だから海には入れないよ

入ったとしてもまだ寒いし』


捺「いいよ、いいよ!」



陣「なんで貰ったの?」



『光さんが貰ったんだって~
でもいらないからってくれたの』



陣「ふ~ん、まぁ…楽しそうだな」


『秋人と海斗は?』


海斗「そこってめっちゃ綺麗なんだよな」

目をキラキラさせている海斗。
なんか、らしくない…

これは行きたいということだろう


秋人「たまにはいいですね」





『じゃぁ決まりだね』