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『えっ、う……そ
いやっ…いやっ…凛姉!!』
振り返ると、そこには
胸に深くナイフが刺さり、血だらけになって倒れている凛姉
すぐに駆け寄った
『凛姉!凛姉!!やだよっ!やだよぉ
なんで?なんで私なんか…』
《華羅…、わたしは、もう…だめ…だ
わた、しは…最期に…華羅を…守れて…
しあ…わせ、だよ……
わた…し、なんか…なんて…いっ…ちゃ
…だめっ…華羅…は、私の…
大切な…光…だ、か…ら、自分…を…責め…ない…で
いつ…も、笑顔の、華羅…で、いて―》
凛姉は
微笑みながら掠れた声でそう言って
目を閉じた
『凛姉?嘘だよね?嘘って言ってよ!
いつもみたいに………
いっぱい、いっぱい抱き締めてよ!!
お願いだから、目ぇ覚ましてよ!
やだゃだやだ!!
いやぁぁぁぁあああ!!!!!!!!』


