蝶姫×黒擂Ⅰ




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『えっ、う……そ


いやっ…いやっ…凛姉!!』






振り返ると、そこには





胸に深くナイフが刺さり、血だらけになって倒れている凛姉




すぐに駆け寄った


『凛姉!凛姉!!やだよっ!やだよぉ


なんで?なんで私なんか…』







《華羅…、わたしは、もう…だめ…だ



わた、しは…最期に…華羅を…守れて…
しあ…わせ、だよ……

わた…し、なんか…なんて…いっ…ちゃ
…だめっ…華羅…は、私の…

大切な…光…だ、か…ら、自分…を…責め…ない…で


いつ…も、笑顔の、華羅…で、いて―》





凛姉は





微笑みながら掠れた声でそう言って

目を閉じた






『凛姉?嘘だよね?嘘って言ってよ!


いつもみたいに………

いっぱい、いっぱい抱き締めてよ!!

お願いだから、目ぇ覚ましてよ!

やだゃだやだ!!







いやぁぁぁぁあああ!!!!!!!!』