蝶姫×黒擂Ⅰ

それでも華羅は俺に普通に接してくれて

皆と同じように…誰にでも平等で…。




そして、ある時また

俺に喋りかけてきた時、いつものように華羅を拒んだ




そしたら華羅は



『私のこと好きになれなんて言わない

もちろん、他の女も



…だけどさ、すべての女が同じだと思わないで

何があったか知らないけど、全員が全員
海斗の思ってるような女じゃないから!

って…私が言っても説得力ないよね…』


そう言って


華羅はなんだか寂しそう笑って
どこかへ行ってしまった



その日からなんか華羅に違和感を覚えた



何かは分からないけど




それから俺の華羅への気持ちが

少し変わった気がした