『なに、君知ってんの?』




蝶華…。



蝶姫11代目総長、私の通り名


蝶のように…可憐に舞う華



喧嘩のしかたがなんとも綺麗らしい



?「もちろんっ!
知らない人なんていないくらいですよ!」


『ふーん、君みたいな大人しそうな子がねぇ…

ま、もう遅いから早く帰んな
君みたいな子がいるような場所じゃないし』


興奮気味に話すそのこ素っ気なく言う

冷たいかもしれないが、あまり私といない方がいい
それにまた絡まれたら大変



?「すみません、

本当にありがとうごさいました!では!」


そう言うとペコリとお辞儀をし走り去っていった少年