「……」 「みんな洸とあたしをお似合いみたいに言っちゃってさ。洸はあたしのこと、妹や娘としか持ってないのに……」 昨日あたしが好きな男の人がいるって言ったときに怒ったのだって、きっと心配だから。 それが気にくわない。 なんか、気にくわない…… 「ねぇ、もしかしてだけど、真子気付いてないの?」 「なにが?」 「真子って、あいつのこと好きなんだよね?」 「……は?」 あいつ……? 「洸君だよ。洸君」 「こ……洸っ!!?」 突然洸の名前を叫んだあたしに、クラス中の視線が集まる。