「なっ///い、今、み、耳に……」 「真子、焦りすぎ」 焦り過ぎって!! 真っ赤になったはずの耳を押さえて、洸を睨むのに洸はクスクス笑うだけ。 「洸っ!!」 「かわいいな、真子って」 「っ……」 もう、本当に…… これ以上あたしの胸の鼓動を早くしないで―……