と、とにかく体を見せるとなると……
「つ、つまりね女の子は色々と……」
「ちょっとストップ」
「え……?」
「あのさ、真子が何を気にしてるか大体わかったんだけど……。俺、今回はそんなつもりないけど?」
……へ?
「真子が期待してくれて俺としては嬉しいんだけどな」
「期待してないっ///」
クスッと笑う洸に恥ずかしさがこみ上げる。
「でも、それはまた今度な。今夜はただ、一晩ずっと真子と一緒に居たかったんだ」
恥ずかし気もなくそういう洸に、また体の体温があがった。
「だから緊張なんてしないで、この空間を楽むぞ」
「……洸」
「な?」
「うん……」
コクンと頷くと、満足そうにあたしの頭を撫でた……


