上から目線っていうの?
悪いけど、あんたより真子の方が何倍も可愛いぞ。
「悪いけど、真子も俺もあんまりそういうところ好まないんだ。カラオケとか苦手だし。じゃあそういうことで」
「あっ……」
俺を引き止めるような声が聞こえたけど、それをシカトして真子の席へと向かった。
「真子、帰るぞ」
「もう、放課後まで一緒に帰らなくていいよ……」
ボソッと言われた言葉をスルーし、そのまま話を続ける。
真子も反抗期だしな…
でもこんな真子の機嫌を取る方法なんて、俺には数えきれないくらい分かっている。
「真子、帰りにこの前行きたいって言ってたカフェにでも寄るか?」
「えっ!」
うつむいていた顔をあげて、嬉しそうに瞳を輝かせる真子。
ほらな。


