「真子の部屋で待ってて。すぐに出来るから」



「えっ、ちょっ!寧々さん!?」



俺が呼び止めるのも聞かずにキッチンに行ってしまった。



はぁ―……



全く寧々さんは……



仕方ないし、言われた通りにするか。



「お邪魔しまーす」



小さな声でそう言って家に上がった。



真子の部屋のある二階に行き、そっとドアを開けて中に入る。



ふわりと香ってきた真子の香り。



なんか……少し懐かしいな……。




って!なんか俺!考えてることが変態ぽいじゃねぇかよ!!