しばらく経つと、仲の良い友達もたくさん出来て、けっこう楽しかった。
そんな時、幼馴染みの男子、凜汰郎が一緒に帰ろうと誘ってくれたのだ。
「久しぶりに、一緒に帰るか」
それからは、一緒に帰る事になって、気付けば、凜汰郎の事がすきになっていた。私は、自分が思ったことは、人に伝えるほうで、すきだって事もすぐに伝えた。でも、凜汰郎には小乃華が居て、あまり上手くはいかず… 両思いになったり、ならなかったりの繰り返しだった。ちょこちょこすきな人が変わったりして、月日は過ぎた。