それからは門田に尽くし、尽くしまくった。宿題を見せる事から教科書、ファイルなど持って来てあげたり。出来る範囲で門田のためになる事は全てした。
すきな人に対して尽くすタイプな私は、すきな人が喜んだり、嬉しそうにしている姿を見るのが好きだった。
筆箱等を少し早いクリスマスプレゼントとして、門田にあげた。
「どうぞ」
「ありがとう」
門田はしっかりお礼を言って、翌日早速使ってくれていた。やっぱりあげた物を使ってくれているのは、とっても嬉しい事だ。