席替えの時間になって、誰と隣になるかドキドキしていた。先生が黒板にネームプレートを貼り終わり、おそるおそる黒板を見てみると源明くんと隣だった。私は多分クラスで一番、席替え運が悪いんじゃないかと思うくらい、いつもいい人と隣になれない私にとって、源明くんと隣になれた事は朗報だった。源明くんは、綺麗な顔をしていて、とても優しい。まわりに居るガキンチョ男子とは違う。隣になって、いざ過ごしてみるとある事に気付いてしまった。
<源明くんは、門田とメッチャ仲が良い!>
気付いた時にはもう遅かった。
授業を終えるあいさつが終わると、
「雄大〜」
と源明くんの名前を呼びながら門田がやって来た。
「可哀想、雄大。こんなヤツの隣で」
「うるさいなぁ。なんでこっちにくるん?あっち行ってよ!」
それからは、授業が終わった後必ず源明くんの所に門田がやって来てどうでもいい話を繰り広げた。そんな門田を私は、横目で見ていた。
4年から門田と仲が悪くって、5年になってからは大げんかだってした事もあった。このとうり、今も仲が悪いし門田に対して嫌いという感情しかない。
<門田とは、死んでも絶対合わない!>
<源明くんは、門田とメッチャ仲が良い!>
気付いた時にはもう遅かった。
授業を終えるあいさつが終わると、
「雄大〜」
と源明くんの名前を呼びながら門田がやって来た。
「可哀想、雄大。こんなヤツの隣で」
「うるさいなぁ。なんでこっちにくるん?あっち行ってよ!」
それからは、授業が終わった後必ず源明くんの所に門田がやって来てどうでもいい話を繰り広げた。そんな門田を私は、横目で見ていた。
4年から門田と仲が悪くって、5年になってからは大げんかだってした事もあった。このとうり、今も仲が悪いし門田に対して嫌いという感情しかない。
<門田とは、死んでも絶対合わない!>
