高田くんは急に顔を真っ赤にして、私を抱きしめた。


え!?

な、な、な、なに!?!?


なんなの、この素敵な展開!?


「た、高田くん!?」

高田くんは切羽詰まった声で言った。




「沙紀ちゃん……さっきからブラ透けてるから……」


……。


私は素早く自分の胸元を確認する。

私の白いシャツは水に濡れて『水玉』のブラが見えていた。


私はあの時の苳也くんの言葉の意味を理解した。


私は顔を青くして高田くんの目を見つめながら言った。



「苳也くんの言ってた『水玉』って………」


私はまだそこまでしか言ってないのに、高田くんは微妙に視線をそらした。


やっぱり!!!!