嘘つきと夏の木漏れ日

まぁ…。


悪気ないみたいだし、いっか。、



それに……。



私は苳也くんの頭をポンポンとなでた。



なんか……可愛い!!


犬みたい!!!


私の弟にすごく似てる!!


むー。


なんか、親近感わいてきた。



私が微笑んでいると、それにこたえるように苳也くんもニコニコした。


くぅーーーーー!

余計にうちの弟にそっくり!!!


そんなとき。


私は手首をガシッとつかまれた。