嘘つきと夏の木漏れ日

「沙紀ちゃんは女の子だからなぁ。そうだな。横向きに荷台に座ってみて」



私は言われた通りに座った。


むー……。


やっぱり不安定だな。


私がうつむいていると高田くんはグイッと私の両腕をひっぱった。


「わっ!」


高田くんは二カッと笑って、言った。


「手はここね!しっかりつかまってなくちゃ、また落ちるよ?」


そう言ってもっていかれたのは、高田くんの横腹。


つかまれとな!?


なんとも……急接近だ。