嘘つきと夏の木漏れ日

私は高田くんの自転車の後ろに乗った。


後ろに乗ったのはじめてだ。


わぁ、結構不安定だな。


って!

うわぁ!!

私はバランスを崩して落ちかけた。


間一髪で、着地したけど危なかったぁ。



ナイス!私の運動神経!


「わぁ!大丈夫沙紀ちゃん!?よくつかまっててよ?」

高田くんは驚いたようにふりむきながら言った。

私は大きく頭をたてにふって言った。


「ん。どこにつかまってればいい?」

ていうかまず、どう乗ればいいわけ?

私が自転車の荷台と睨めっこをしていると、高田くんが少し考えて言った。