嘘つきと夏の木漏れ日

高田くんは困った笑顔を見せた。


あぁ。


私、その笑顔が好きよ。


私はボソッとつぶやいた。


困った笑顔も好きなんて私、変なのかな?



あんまり消え入りそうな声だったから高田くんは聞きとれなかったらしい。


良かった。


聞きとられてたらある意味困るもの。


私は口をうすく開けた。


高田くんは今度こそ聞きとろうと、私に顔を近づけてきた。


……ひっかかった。


私は高田くんの肩に手を回して、バッと起き上がった。


さぁ、どんな反応するかな??