嘘つきと夏の木漏れ日

高田くんはそんな私を見て羨ましそうに言った。


「部活大好きなんだね。……ちょっと羨ましいよ」

「?……高田くんは部活嫌いなの?」


高田くんはまた顔を青くしてボソっとつぶやいた。


「しまった……。自分で話をもどしてしまった」


ふっふっふっー!

自分で話をもどしたからには、私は引き下がらないわよ!


高田くんはチラッと私の顔を見た。


そして諦めたように言った。


「部活めんどくさいんだよ」

「は?」


もっとすごい秘密があるのかと思ったのに、そんだけ?


ちょっと期待はずれだ。