嘘つきと夏の木漏れ日

「え!?意外!!文芸部とかかと思った!」


「うん。よく言われる。でも泳ぐの好きだから。演技は興味本位でやってるの」



私は微笑みをうかべながら言った。


水泳は幼稚園からしている。



おばあちゃんに海に連れて行ってもらったことがきっかけで、泳ぐのが好きになった。


私は泳ぐのをやめることができない。


だって泳ぐことを教えてくれたのはおばあちゃんだから。


おばあちゃんとの関係を終わらしたくないのかもしれない。


このまま、おばあちゃんにしばられたままじゃいけないと思って、演劇部にも入ったけど、やっぱり1番は水泳だ。


演劇部も嫌いじゃないし面白いと思うけど、水泳はおばあちゃんとの思い出だから、やめられない。


でも単純に泳ぐのが好きだって言う理由もある。