嘘つきと夏の木漏れ日

「え?苳也くん?」


そこにいたのは苳也くんだった。


苳也くんはニコニコしながら私の顔を見ている。



いやいや、まって!!!


「な、な、なんで私の家、知ってるの!?」


まさかストーカー!?


苳也くんは二カッと笑うと言った。


「夏樹の近所っていうのは知ってたから。夏樹の近所ってここしかないし!」


い、言われてみればそうだった。


……ん??


ちょっと待てよ…。


私はあともう一つだけ、気になることがある。



私は恐る恐る言った。



「苳也くん?今日学校だよね?」


「うん!!!寝坊したから姉貴に車で連れってもらうところ!」


キラキラの笑顔で笑う苳也くん。



……うん、かっこいい笑顔だね☆


じゃなくてぇ!!!!!