ふわふわと心地よい木漏れ日が私の身体を優しくてらす。


私はこの木漏れ日が大好きだった。


この田舎の木漏れ日がとてもとても好き。


辺りを見回しても、何もない。


私を縛るものなんか何一つもなくて、居心地がよかった。





私は自由に生きたかった。





ここに来ればそれが、いとも簡単に叶った。


でもいつかだろう。

ここには来なくなった。


べつに何故かと言われても答えることはできない。