『はぁっ…遅れてすみません!』



「大丈夫ですよ、僕も実は朝少し遅れてきてしまったので…」



「せやねん!奏大、遅れて来よったねんでー」



そう言って会長さんにのしかかる謎の関西弁副会長の四宮 楓先輩。


一つ上の楓先輩は頭良いしちゃんと学校来るけど、赤髪で喧嘩もしてる不良で何で優等生な会長さんと仲が良いのかは不明。



「まぁ、間におおたで、ええんやけどや!…あ、ハゲ(=校長)出てきよった、もうそろそろ始まるんか…」



楓先輩が説教みたいなのを始めようとしたら校長が出て来て挨拶をし始めた。