~楓加side~

屋上に走ってきた
少しは期待したんだよ
追いかけてきてくれるかもって
やっぱり、廉は私が嫌いなんだよ
「はははっ、バカみたい!なんで私だけが…」
あの幸せそうな廉の顔みたらもう限界だ…


手に握っているプレゼントを見ながら涙を流した
「なんでよっ…ウッ……涙かとまらないのよ!これだって必要ないじゃん!」

プレゼントの中からだしたペアリングをながめながら言った

そう、今日で10か月記念日
誘おうと思ったら今この状態…


頭に思い浮かんだ言葉