嘘だよ…………ね。
自分の中で決めつけた。





今の関係を守りたかったら、こうしないといけない。







好きでいたら、いけないんだ………。


























「澪。お前さぁ………」


「え…………?」

崚丞が急に心配するものだから。
話しかけられるだけで、挙動不審になる………。




「澪、お前絶対バカだよ♪」


…………………………………?



「………………は?」

気がつけば、手元のシャーペンは消えていた。




「………!?あれっ!?」




「ココでーす♪」



崚丞が笑顔でシャーペンを見せてきやがる。





「ふざけんなぁーーーー!!!」