「瀬田!テスト中です。私語は謹んで、テストを受けなさい」
先生が僕に近づいてくる。それを待っていた
ちきっ
隣に座っていた女子高生を無理やり 机の上に立たせる。
女子高生は理解できずにいてる。
「先生、 テスト しましょう?」
先を出したカッターを女子高生に突きつける。
女子高生という言い方は好ましくない?
ざーんねん。クラスメートだけどお名前知らないんですよ
だから女子高生。そっちの方が可愛げあるしね?
「いやぁー!やめて、やめてお願いいやだいやだやだやだやだ」
女子生徒 が暴れる。うるさいな、僕の声が先生に届かないかもしれないじゃないか
なので、聞き取りやすい音量で言ってあげる事にする
「じゃあ、第一問。芸術の問題です」
「止めなさい、瀬田。その手を離せ!」
「やだ、なんで。こんなこと・・・」
「ふざけるなよ・・・・・っ」

