実は、朝4時までぶっ通しでゲームしていた俺の頭は限界だった
ね、ね、眠てぇ……!
さっきまで、走っていたけど俺の足はどんどんフラフラしながら歩くようになった
やべぇな…
「ふぁぁ〜〜眠てぇ……」
俺が、眠たそうにしてると
「いいから!早く行くよ」
何も知らない愛弥は、だるそーに話しかけてきた
「待てよ〜!俺、眠いでーす」
「はいはい。もうあんたのせいで、遅刻寸前なんだから!」
「はぁ?俺のせいなの?意味わかんね!」
まじ意味わかんねー!
「もう…いいから静かにしてよ!」
「ブーブー!鬼婆!」
へっ!鬼婆〜
ゴンッ
「いってぇ!」
くっそ…!こいつ…グーパンで殴りやがった
「その口、ガムテープで塞ごうか?」
うるせー!お前が黙れよー
こんなこと日常茶飯事。
幼馴染なんてめんどくせーって思うかもしれないけど
好きな女だから、そんなことこれっぽっちも思ったことない
好きだよ……愛弥…
うわっ!俺、寒い…
