『た~だいま~』
俺はそう言いながらリビングに入った
「あ、おかえりっ!はるちんっ!!!」
翼が駆け寄ってきてふと、不思議そうな顔をした
「そんなにアイス欲しかったの??」
翼はパンパンになった袋を見ながらそう言った
『ちげ~よ、貰ったのよ~、翼~』
「へー!!!あ、早く冷凍庫に入れなきゃっ!!
早くっ、はるちん!!!」
翼は冷蔵庫の前で俺を手招きした
俺は冷蔵庫をあけ、アイスをつめた
「あ、おかえり!遥!!」
後ろから誠の声が聞こえた
『ただいま~』
俺は振り返ってそういうと、翼にチョコチップのアイスと抹茶アイスを持たせた
そして翼はニコニコして誠のほうに向かい、誠に抹茶アイスを渡して二人楽しそうに食べていた