遥の話を聞いてるうちに私はいつの間にか泣いていた



悲しすぎるくらいの過去



すぐ真横にいる遥がこんなにも重い過去を背負って生きてきた



と思うと堪らなかった



『遥っ・・・話、っしてくれてありがと・・・っ』



私が鼻をすすりながらそう言うと遥は優しすぎるくらいの綺麗な笑顔で



「俺も、桜に聞いてもらってよかった」



と言ってくれた



そして遥はなぜか紫色の女用のガラケーをポケットから取り出した










瞬間――――・・・




「じゃあな、」







と消え入りそうな声をだし、



バキッ



と遥は携帯を真っ二つに折った