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ガチャッ



と部屋の扉を開けて私が入ろうとしたとき



「さくちゃんッ!!!!!!」



翼がいきなり抱き付いてきた



よろけたが遥が支えてくれたおかげでなんとかバランスを保っていた



『ごめんね、翼・・・心配掛けた』



「さくちゃんが無事で本当に良かった・・・」



翼は強い力でグッと私を抱きしめ直した



「桜ちゃん、帰ってきてくれてありがとう!!!」



誠はニカッと笑って私の頭を撫でてくれた



「俺様に心配させんなよっ」



拓斗は腕を組んで仁王立ちしていた



そして昴は片手にパソコンを持って少し焦ったような表情を浮かべていた









本当に心配してくれたんだな・・・と思って心が暖かくなった