―――――――――
――――――





「あ、遥じゃねーかよ・・・残り10分で見つかったか」



大和は相変わらずスプーン片手にそう言った



『遥・・・?ほんとだ』



「あーあ、つまんねーの

タイムアップだったら俺だけの姫にするのにな」



『・・・?!』



パッと大和を見ると、大和はニヤニヤしていた



爆弾発言はやめてくれないか、大和よ











「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」



遥は汗だくになりながら私達が座ってる席の目の前にきた



『遥、ご「嬢っ・・・!帰るぞ」



ごめんまで言おうとした時、遥に手を掴まれて引っ張られた



大和のほうを向くと、口パクで"またな"と言ってくれた








そのまま私は高級マンションに無事?帰宅した